産後のママは赤ちゃんのお世話と並行して、家事をしていくことになり、それはとても大変なことです。

上の子がいればそのお世話も加わりますね。

両方の実家が遠かったり、病気や年齢的な問題で来てもらうこともできず家事を誰にも頼れない・・

唯一、頼れる大人はパパだけ・・

というパターンは、最近のご家庭では決して珍しいことではありません。

頼る人がいない中でも、家族のために、そして自分のためにも、早く家事を、中でも家族の健康の維持に欠かせない「料理」を再開したい、
そう感じるママは多いと思います。

妊娠・出産はとても体力を使いますし、産後の身体は妊娠前の状態に戻ろうとして、ママの身体にはいろんなことが起こっています。

一般的にも、いわゆる「産褥期」にはむやみに身体を動かさない方がよい、とされています。

ここでは、産後の家事の中で、いちばん最初に始めたい料理を、いつどのように始めるかについての解説と、産後、料理を作り始めるのに適切な時期があるのか?についてご紹介したいと思います。

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産後の家事はいつからできる?


出産後、ママはいつから家事を再開しても大丈夫なのでしょう。

産後の女性には「床上げ期間」というものがあることをご存じですか?

妊娠・出産の大仕事を終えた母体を、しっかり回復させて寝床を片づけるまでの期間のことで、一般的にはおおよそ産後3週間(21日間)と言われています。

この床上げ期間や、ご自身で感じる身体の戻り具合を目安に、まず産後1週間くらいは安静を保ち、2週間を過ぎたくらいの体調のよい日から簡単な料理や洗濯など、ゆっくり家事を再開し、「つかれたらちょっと休む」ことを心がけるといいでしょう。

ただ、上の子がいる場合は、それも難しいと思います。

最初の1週間だけでも極力パパに協力してもらい、育児休暇を取ってもらうか?できない場合はなるべく早く帰宅してもらって、上の子のお風呂、一緒にごはんを食べる、遊ぶ、寝かしつける、などを担当してもらいましょう。

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産後の料理が心配!料理のコツやポイントは?


産後の料理、どのようなものが作りやすいのでしょう。

ママは、赤ちゃんが泣いたらすぐにそばにいって授乳やオムツ替えのお世話をしなければななりませんよね。

しかもしばらくは、赤ちゃんのもとから離れられなくなるので、料理をするにしても時間や手間がかかりすぎるものは難しいかもしれません。

私のおすすめは「具だくさんの汁物」です。

具だくさんのおみそ汁や豚汁は、白いご飯にぴったりの一品です。

季節の野菜や豆腐・油揚げを使えば栄養的にも充実します。

中途半端にあまった野菜なども入れて、ボリューム満点の汁物を作りましょう。

また汁物は作り置きに向いているメニューです。

一度にたくさん作っておくと、気分的にもとてもラクです。
(初夏から涼しくなるまでの間は、あら熱が取れたら食べきれなかった分は、冷蔵庫に入れておくことをおすすめします)

毎食手作りしなくても、育児で疲れているときは、とりあえずゴハンだけは炊いておいて、会社帰りのパパに、おかずだけ買ってきてもらうようお願いしてもいいと思います。

汁物はフリーズドライのスープ類も利用してみましょう。

化学調味料無添加や国産原料の製品も多く出ています。

食材の調達については、最近はネットスーパーや生協の宅配がとても充実しています。

いくつか調べておいて上手に組み合わせて利用しましょう。

売り場にいる店員さんが商品を選んでくれるので、鮮度もよいものが届きますよ。

「牛乳一本」や「食パン一斤」だけでしたら、会社帰りのパパに頼みましょう。

産後、ママ自身が疲れた身体の回復につとめていれば、一カ月もすれば赤ちゃんとの生活も軌道に乗り、いつの間にか、妊娠前のように料理ができるようになっていると思います。

おぼえていてもらいたいポイントもいくつかあります。

母乳育児をされている方へ

母乳にはカルシウムが豊富に含まれていて、その母乳から赤ちゃんはカルシウムをもらっています。

母乳をあげているママが、カルシウムの摂取が十分でないと、ママの骨からカルシウムが使われるため、年齢にかかわらず将来骨粗しょう症になる可能性が高くなります。

母乳育児をしているママは、特にカルシウムを補うことが必要です。

牛乳や乳製品を毎日摂るようにしてカルシウムを補うようにしましょう。

牛乳や乳製品が苦手な方は、小魚や小松菜を多く食べるようにしてくださいね。

それから、出産時の出血や、母乳育児により、産後のママは貧血に陥りやすい状態になっています。

貧血ですと、例えばオムツ交換などをしていて、立ち上がった時にたちくらみやめまいの症状が出ることがあります。

鉄分摂取も意識し、貧血予防を心がけましょう。

鉄分は魚介類や海藻類、ホウレンソウなどの野菜に多く含まれています。

ドライフルーツのプルーンやレーズン、干しあんずも鉄分を多く含みますので、おやつ代わりに食べてもよいですね。

母乳育児が終わっても、女性の身体にとって続けたい食習慣ですね。

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産後の家事は手抜きで!時にはパパの協力も必要!


産後の家事をどれくらい充実させたいかは、一人一人、ママの考えや性格によるものが
大きいと思います。

それは当然のことですね。

しかし産後6週目~8週目の「産褥期」くらいまでは、おおらかな気持ちで、「まあ家庭が回っている」「誰も困ってないよね」程度の
衣食住のお世話をするくらいの手抜き家事で十分だと思います。

そして同時にこの時期は、パパに「自分のことは自分でやってもらう」ようにするチャンスでもあります。

大人なんですから、その気になればアイロンもかけられますし、産後の一時避難的にワイシャツをクリーニングに出しにいってもらってもいいと思います。

(今はワイシャツをハンガーにかけたままシャツの上をすべらせるだけのスチームアイロンなど便利な家電が出ています)

朝ごはんだって、パパが自分でパンを焼いてインスタントコーヒーやカップスープを準備して食べられますよね。

ごはん党のパパならゴハンだけ炊いておいてあげれば、インスタントのお味噌汁、納豆などのちょっとしたおかずがあれば十分です。

それも面倒だと言うなら、通勤途中でパンでもおにぎりでも調達してお腹を満たしてもらいましょう。

それはママの手抜きというより、「パパの自立」と言う方がピッタリくるかもしれません(笑)

また、お子さんが小さい知り合いの中に「土曜の晩ごはんはパパが作る」と決めているご家庭があります。

土曜のお昼ご飯が終わったら、ママは「あ~もう今日はゴハン作りしなくていいんだ~」という気持ちになれるのだそう。

精神的効果は、ものすごく大きいと思います。

パパが食材を自分で選ぶところから後片付けまで、やってみたら楽しくて、すっかり習慣になっているようです。

ママが機嫌よく家族に接することができるのも、産後は重要なポイントです。

パパにも家庭内で役割を果たしてもらえるよう、できそうなことは頼んでみましょう。

まとめ

産後の家事が誰にも頼れない場合、妊娠中から「どうしよう」と不安に感じますよね。

そんな方に少しでも気楽に育児しながらの家事をしてもらいたくて、自分の経験を思い出したり、人から聞いて「それ、ナイスアイディア!」と思っていたことを記事にしてみました。

特に産後間もなくて、まだ赤ちゃんとお出かけもできないうちは、孤独を感じてしまう時期もあるかもしれませんが、それはそんなに長くは続きません。

産後の家事、そして育児は、ご家庭それぞれです。

ぜひパパと協力し合って、なるべく楽しく「あなたのご家庭の」家事・育児に慣れていってくださいね。