産後、「まだ体が回復していないのに、無理して家事をしてしまうと、更年期障害が重くなると言われることがあります。

聞いたことがあるって方、多いのではないでしょうか?

一方で、「産後に育児や家事で無理をしても、医学的に言うと直接更年期障害に影響することはないとも言われています。

ん??

どっちが本当なのでしょう? 

気になりますよね。

ここでは、産後の家事と更年期の関係と、産後の家事で何か注意すべき点があるのかについてまとめます。

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産後無理するとよくないってホント?そもそも更年期障害とは?

「夏でもないのに自分だけが暑い暑いって言ってるんだけど更年期かなぁ」

「30代でも更年期になる人がいるらしいよ」

ママ友や職場の同僚と、こんな会話をしたことがありませんか?

そもそも、更年期障害とは、どういう症状のことを言うのでしょう。

一般的には女性の閉経をはさんだ、45歳~55歳の約10年間を「更年期」と呼びます。

そして「更年期障害」とは分かりやすく言うと、

閉経や加齢にともなう女性ホルモンの急激な減少による、体と心のさまざまな症状が出ること

具体的には

身体的な⇒頭痛・めまい・顔のほてり・のぼせ

精神的な⇒イライラしやすい・気分が沈む・不安を感じる

そして、それらの症状の程度が強く、病院での治療が必要な状態のことを更年期障害と呼んでいます。

症状の出方には個人差が大きく、「これってもしかして更年期?」と感じながらも、あまり重い症状にならずその時期を通り過ぎてしまう人もいれば、通院して、漢方薬や抗うつ剤を処方されるくらいにツラい症状が出てしまう人もいるようです。

原因については「更年期障害は加齢による女性ホルモンの減少が原因」とされています。

ですから、産後に無理をすることが、20~30年後の更年期障害に影響するというのは、考えにくいことです。

でも、産後はママの体にとって大事な時期であることには変わりないですよね。

産後、どれだけ家事をしたかは、その後の体調にまったく影響しないのでしょうか?

次でみていきます。

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産後の家事はどの程度ならしても大丈夫?

ママによって、家事ができる体力や「ここまでやらなければ気が済まない」といった精神面での個人差が大きいので、一概に「家事はここまでやっても大丈夫」とは言えないのが正直なところ。

おすすめしたいのは「自分の体と相談しながら」ということです。

・自分の基準で、清潔さが保たれていればOK
・親子ともにおなかが満たされていればOK
・夫が会社に行くときに着るものに困ってなければOK

など、「やるべきこと」と「赤ちゃんとの生活が軌道にのってからすること」を割り切って考えて、ゆっくりと家事を再開していきましょう。

・ホコリは目につくところだけをクイックルワイパーで取る
・生協の宅配やネットスーパーを利用して食材を確保しておく
・体力に余裕があるときに作りなれた料理を多めに作っておく
・ゴハンだけ炊いておいて、おかずは夫の会社帰りに買ってきてもらう(時々)

などが、私が実際やっていた方法です。

やってみて「やっぱり疲れた・・まだ体が元に戻ってないかも」と感じたら、すぐに横になれるよう、楽な格好で過ごすのもポイントです。

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産後に家事などで無理すると更年期に影響するという噂について

産後に家事などで無理をすると更年期に影響する、という噂については前出しましたが

「更年期障害は閉経・加齢による女性ホルモンの減少が原因」

とされていますので、産後の家事と結びつけて考えるには少々無理があるような気がします。

実は、産後の家事との関係で気を付けたいのは若年性更年期障害です。

若年性更年期障害とは、本来更年期にはあたらない20代や30代の女性に、更年期障害に見られる症状が現れるものです。

原因は以下のようなことです。

慣れない育児、思い通りにならない家事に強いストレスを感じる。

赤ちゃんに合わせて夜中に何度も起きたりする生活で疲労がハンパない。

私も、産後3か月くらいまでは、

・立ちくらみがする
・寝ていると、布団の中で体がどんどん沈んでいくような感覚になる

という経験をしました。

今考えると「あれは若年性更年期障害だったのかな」と思います。

できる対策としては

・夫を中心に、積極的に周りにサポートを頼む
・便利な家電や、家事代行サービス・自治体の産前産後サポート等を利用する
・少しでも自分の時間を作って気分転換をする

育児・家事の中心はママにのしかかる部分が多いですが、「ストレスをできるだけ溜めない」ようにして過ごしましょう。

産後に気を付けたいポイント!

産後の家事で無理をすることは、閉経前後に来る更年期障害とは、ほとんど関係がないことが分かりました。

気を付けたいのは若年性更年期障害ですね。

おおらかな性格の人ほど、症状を感じにくいと言われていますので家事に対してあまり神経質にはならず、最も身近な大人である夫に話を聞いてもらって、協力してもらいながら無理のない範囲で家事に取り組んでいきましょう。

家事は毎日やらなければ何かと生活に支障が出るものですが、あなたにとって「ちょうどいい加減」の家事のペースがあると思います。

どうしてもツラい時は婦人科を受診しましょう。

医師に症状を伝えて、漢方薬や抗うつ剤を処方されるようなら「ちょっと無理をしすぎていたんだな」ということに気づくきっかけになり、周りにサポートを頼みやすくなるかもしれません。

育児しながらの家事、「完全マイペース」で進めてみませんか?

まとめ 

産後の家事が、産前の家事と全く違うのは「赤ちゃんのお世話と同時進行である」という点です。

赤ちゃんが泣きだすと、

・オムツ替え
・授乳
・何で泣いているか分からない

などで、お母さんは赤ちゃんから離れられなることもしばしば。

1日が過ぎるのも、あっという間です。

自分のトイレの時間さえも取りにくくなりますね。

そんな中で、料理・掃除・洗濯などの家事が思い通りにならないのは、産後のママに共通することです.

しかし、他のだれかと比べる必要はありません。

自分のペースで少しづつ家事も始められるといいですね♪